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彩煌ホーム代表の神田昭彦と申します。
独立した理由～現在の塗装業界～業者の見分け方について少し長いですが書かせて頂きます。

-独立した経緯：“高品質を適正価格で”

まず私が独立した理由ですが、下請の仕事をずっとしていて疑問や不満がすごく多かったからです。
下請の仕事は金額が安いから早く終わらせて来い！などと親方から言われ、毎日せかせかと仕事をして、作業が雑になったり、時には手を抜いてしまったり、そんな事が続いていて親方はそんな儲けたいのかと不満を持っていました。

そんなある時、お客様が契約している金額を耳にしたときに驚きました。下請でやっている金額の倍以上で契約をしていたからです。
現場管理など色々考えても取り過ぎではと疑問に思いました。
安いから仕方が無いと片付けてはいけませんが、親方が早く終わらせて来いと言っているのもその時少し分かる気がしてしまいました。

そんな事が多々ある中で、次第に自分で仕事を取って丁寧な仕事をしてお客様に喜んでもらう仕事がしたいと考え『高品質を適正価格で』提供できればお互いに良いじゃないかと思い（当たり前な事ですが）独立をして今日に至ります。

まだまだ未熟で知名度も低いですがまずは地元の鶴ヶ島市、坂戸市を拠点に少しずつ施工させて頂いております。

– 最近の塗装業界の動向

次に最近の塗装業界ですがかなり多くの営業会社が訪問販売に回っています。
その多さに中々競争に勝てないのが現実です。
適正価格でそれに見合った工事をしてくれれば訪問販売でもいいと思います。
ですが、そのような業者は実際かなり少ないです。なぜなら営業マンが歩合でお給料をもらっているからです。

自分達のノルマ達成のために少しでも金額の高い契約を取りたがるのです。
そのため金額の高いフッ素塗料やオリジナル塗料など高級塗料を勧めてくる会社が多いです。※必ずしも全ての会社ではありません。
ですが、契約金額の半分が営業会社に行き、残りの半分が実際に施工する下請け業者では建物にかかっているお金は半分ということになります。
そうなるとお客様はどこに何のためにお金を払っているのでしょうか？

雨風や紫外線から建物を守るために塗装をして大切なマイホームを維持するために高いお金を払っています。営業マンの生活費を払うためではありません。
更に下請け業者は利益を出すために早く終わらせなければいけません。そうすると手抜き工事になり悪循環に陥ります。

また、厄介なのが塗り替えしたばかりは誰が見ても綺麗だという事（仕上がりが悪いのは論外）。プロが見ても分からない事もあります。実際にわかるのは３～５年後です。
塗料を薄めてしまったり、塗り回数をごまかしたりしていると１０年持ちません。
下地処理をしっかりしていないと剥がれます。中には利益を考えずにきっちり仕事をしてくれる真面目な職人さんもいます。
ですが当たりが来るかハズレが来るか分からないそんな一か八かな会社にお願いすることは出来ません。
塗り替えは１０年～１５年に一度の高い買い物です。しっかりと信頼できる会社を見極めることが重要になります。

– 結局どこに頼めばいいのか？

お客様も業者選びに頭を抱えると思います。100%騙されないというのは難しいかもしれませんが、まずは以下の事をしてから業者を選びましょう

１．施工した現場を見せてもらう
できるなら３年～５年経過した家を見せてもらいましょう。
先に述べた通り塗装したばかりはだいたい綺麗に仕上がっています。塗装は長い間お家を守ってくれるのが目的です。ただ見た目が綺麗なだけではダメです。

２．見積りは３社程度取り説明を聞く
金額も会社によってバラバラです。金額だけで判断せずにどんな塗料を何回塗るのか
どんな機能性があり何年持つのか使用する塗料で違ってきます。高級塗料を進めてきたり過度な値引きや契約を迫るような業者には気を付けましょう

３．代表者が職人経験者かどうか
代表者が経験ありなのがいいのはもちろん『一級塗装技能士』などの資格を持っているのが好ましいです。何かトラブルなどが起きた時に経験や知識がないと対応できない事があります。
それと働く職人さん達も知識のある人とない人に教わるのでは差がつきます。
正直な話、ただ塗るだけなら３年もあれば覚えられます。ただ塗るだけではなくちゃんとした知識を学ぶことで現場にも反映されます。

以上長文になりましたが参考にして頂ければと思います。
まだまだ塗装工事を失敗される方が後を絶ちませんが、少しでもお客様のお役に立てればと思っております。これからも少しずつではありますが地元鶴ヶ島市坂戸市で施工させて頂きますので宜しくお願い致します。